病気や症状などと切っても切れないのが、
遺伝の問題です。

あがり症も遺伝と関係が有るのか見てみたいと思います。

あがり症は意識が発達する事で現れる症状(後天的症状)です。

あがり症が出易くなるのは
思春期の学生や20~30歳代の女性という結果が出ています。

稀に50~60歳代の方にも見られるようです。

あがり症が出るか出ないかは、
育ってきた環境や親のしつけなどによっても大きく左右します。

医学的には
ノルアドレナリンの分泌が盛んになる事で
ドキドキしたり発汗したりするので、
これが他の人よりも多く分泌される事で
あがり症を引き起こしている方もいらっしゃるでしょう。

神経伝達物質の分泌には個人差が有ります。
多く出る人は交感神経への影響も大きいです。

逆に分泌が少ない事であがり症を引き起こす化学物質がセロトニンです。

動植物には必ず存在するのですが、
人体には10mgのセロトニンがあります。

90%のセロトニンは小腸の粘膜に存在する細胞の中に有ります。
残り10%は中枢神経系にあり、
この10%が精神的な事に深く関わりを持っていると言われています。

日本人は遺伝的にセロトニン分泌が少ない人種とされており、あがり症の多い人種という事が分かります。

セロトニンの量は5-HTT遺伝子で決められますが
体質は家族の間で遺伝する事になります。

ですから、あがり症が遺伝と全く関係がないとは言えないのです。